CFRPは材料として開発されてから比較的早くから航空機にも採用されてきました。
民間航空機といえば、有名なのはボーイングとエアバスでしょうか。
下の図は、お借りした図なのですが、機種ごとの複合材の適用とB787の材料分布を示しています。
![](https://sengiken.jp/wp-content/uploads/2019/09/CFpandako.png)
右の飛行機の絵では見えるところのほとんどが複合材ですよね?
でも左のグラフはおよそ50%
この差はなんだと思いますか?
![](https://sengiken.jp/wp-content/uploads/2019/08/CFpannda.png)
・・・複合材は外側だけで中身は金属??
![](https://sengiken.jp/wp-content/uploads/2019/09/CFpandako.png)
ヒントはCFRPの特徴の一つが軽いこと。
![](https://sengiken.jp/wp-content/uploads/2019/08/CFpannda.png)
あ!いっぱい使われてても軽いから全体の半分になるんだ!
よく気が付きました!
CFRPの比重がメーカーや作り方にもよりますが、だいたい1.7とすると、アルミは2.7です。
つまりおなじ重さでも量を比較するとCFRPのほうが、量がおおくなります。
下のグラフはボーイングとエアバスのそれぞれの機種と最新のMRJの複合材の適用率を示しています。